歯の健康は日々の予防から始まる

食後のタイミングが歯磨きに最適

食後のケアで病気を防ぐ

人は基本的に1日に3回、朝昼晩と食事をしますが、食後は食べカスが口内に残りやすく、それを放置するとバイ菌が繁殖して虫歯や歯周病のリスクが高まります。
しかしバイ菌は、食べカスがなければ増えることが難しいため、歯磨きをして口内を清潔に保てば病気を防ぐことが可能です。
特に食後すぐに歯を磨く習慣を身につけることが、最も効果的な予防手段とされています。
歯を磨くことで食べカスが除去され、バイ菌のエサがなくなるため、口内環境の悪化を防げるのです。
また外出時でも歯磨きができるように、歯ブラシや小さな歯磨き粉、コップなどを持ち歩くと便利です。
バッグに常備しておけば、いつでもどこでもケアができ、予防意識も高まります。
毎日の習慣として定着させ、口内を常に清潔な状態に保ちましょう。

歯磨きが無理ならうがいで対応

外出中や忙しい時など、どうしても歯磨きができない状況はあるものです。
しかしそのまま放置するのは望ましくありません。
歯磨きができない時は、最低限口をゆすぐだけでも実践しましょう。
水でゆすぐことで、口内の食べカスをある程度洗い流すことができ、バイ菌の繁殖を抑える効果があります。
さらに、可能であればマウスウォッシュや緑茶を使ってうがいをするとより効果的です。
マウスウォッシュには殺菌成分が含まれており、口臭やバイ菌の抑制に役立ちます。
また緑茶にはカテキンという抗菌成分があり、自然なかたちで口内環境を整える働きが期待できます。
マウスウォッシュは小さな容器に詰め替えて持ち歩くと便利ですし、緑茶はコンビニや自動販売機でも手に入るので、外出前に購入するのも良い方法です。
このように、歯磨きができない場面でも他の手段でカバーすることが可能です。
大切なのは、口の中に汚れを溜めないという意識を常に持ち続けることです。



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